ご挨拶

ロボット技術が人間と社会を支える仕組みを目指して

このたび、第6回日本ロボットリハビリテーション・ケア研究大会を主催させていただくこととなりました。
最近、にわかに医療・福祉介護分野においてロボット技術が注目されるようになりました。
日本は次世代の国家成長戦略として医療・福祉介護分野へのロボット技術の応用を重視した方針を打ち出しました。
まさに、ロボット技術が人間と社会を支える仕組みを目指したものであり、将来を見据えた素晴らしい方策と言えます。
高齢者や障がい者の方々、さらには医療・介護福祉従事者に恩恵を与えるためには、まず何と言っても現場の役に立つロボットを作り出すことが必要です。
現状を見渡しますと、ロボット開発が必ずしも医療・福祉介護現場のニーズを反映していないように思われます。
ロボットがこの分野で真に必要な良きパートナーとして存在するためには、ロボット技術者と医療・福祉介護現場のスタッフが 十分に協議を重ね、ニーズを明確にした上で開発に取りかかるといった段取りがなくてはなりません。
その結果、役立つものが出来上がったとしても、
それらを安全に現場で適用・活用していくための基準作りと検証が必要となります。
ロボット技術が我々人間や社会に不可欠なパートナー的存在となるための、
これからがまさに正念場と言っても過言ではありません。
そのためには解決しなければならない課題がいくつかあります。
それらの課題を当事者や開発者が職域を越えて議論できる場として、本研究大会が活用されればこの上ない喜びです。

大会長

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